家づくりを検討中の方で、庭の設計についてお悩みの方はいらっしゃいませんか。
庭を構成する要素は様々で、素材や配置を考えるとなかなか決められないのではないでしょうか。
そこで今回は、庭づくりの考え方やタイプについて解説します。
家づくりにおける庭の考え方のポイントとは?
家づくりの中で庭に求める要素は人それぞれですが、庭を考える上で欠かせない重要なポイントを3つ解説します。
*配置
庭には道や木、物置など様々なものを配置しますが、まずは何をどこに置くかを考えましょう。
特に優先したいのが通り道です。
玄関から道路などのルートをイメージしながら考えると決めやすいです。
庭の広さや設備なども、道に合わせて使いやすい場所に配置しましょう。
*外からの見え方
家の中から庭を見るだけでなく、外から庭がどう見えるかも考えましょう。
庭に何も置かないと、家の中の様子が外の通行人にまる見えに。
フェンスを設置したり木を植えたりして、プライベートな空間を確保しましょう。
*地面
地面は、庭の見た目や機能性を大きく左右します。
素材の種類や色によりあなた好みの庭を演出できますが、性能も大きく変化するのでじっくり選びましょう。
詳しい種類や特徴は次にまとめて解説します。
地面で区分する4種類の庭についてご紹介!
庭が完成した時に、やはり一番注目されるのは見た目でしょう。
庭の見た目は、構造や設計、素材により左右されますが、ここでは地面の素材からその特徴を4つのパターンに分けてご紹介します。
1つ目は、土をそのまま残すパターンです。
下の土に上から手を加えることなく、そのままにしておくやり方です。
コストが最もかからないので、予算が足りない場合に検討してみてください。
ただし、見た目はあまり良いとは言えず、雑草やぬかるみ、砂ぼこりといった欠点があります。
お金に余裕があるなら別の仕上がりにした方が良いでしょう。
2つ目は、砂利を敷き詰めるパターンです。
見た目が良く、雑草も生えにくくなり、水はけも十分です。
砂利にも、色や形などで様々な選択肢があるので、好みのデザインにできるでしょう。
ただし砂利は、自転車やベビーカーなどが通るのには不向きです。
あらかじめ使い方を想定しておきましょう。
3つ目は、コンクリートにするパターンです。
耐久性があり、メンテナンスも水洗いできるので楽々です。
欠点は、庭が熱くなりやすいこと。
緑をある程度残したいという方は、場所を絞ってコンクリートを使うと良いでしょう。
4つ目は、芝生にするパターンです。
天然芝と人工芝とで2種類あり、特徴も若干異なるので順に解説します。
天然芝は人工芝よりコストが低いですが、メンテナンスが必要です。
メンテナンスの手間を考えた上で、天然の優しさがほしいという方は天然芝を選びましょう。
人工芝はコストが高いですが、10年間メンテナンスが不要です。
ただし、10年程で寿命を迎えるので、張り替えが必要です。
それぞれメリットとデメリットがあるので、自分に合う方を選びましょう。
まとめ
今回は、庭づくりの考え方や素材の選び方をご紹介しました。
庭は人により使い方は様々ですが、外からの見た目を大きく印象付けるので慎重に設計しましょう。
庭づくりでお悩みの際は、ぜひお気軽にご相談ください。