新築を検討中で、北向きリビングにしたいと考えているけど、採光に不安があるという方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
北向きリビングは、一般的には日当たりが悪いとされる場所です。
しかし、その特性を理解し、適切な工夫を施せば、柔らかな光が室内を包み込む、居心地の良い空間を創造できます。
そこで、この記事では、北向きリビングの課題や採光の悩みを解消する具体的な方法について紹介します。
□北向きリビングの課題とは?
北向きリビングは採光面の他にも、快適性や防犯面での課題も存在します。
以下でそれぞれ見ていきましょう。
1.日当たりが悪く暗い
北向きリビングの最大の課題は、日当たりの悪さです。
この方角では、太陽の光が直接差し込むことは少なく、その結果、室内が暗く感じられることが多いです。
しかし、この「暗さ」は、適切な採光策を講じることで、明るい空間に変えられます。
2.冬は寒い
北向きリビングは、日当たりが悪いため、冬場には特に寒さを感じやすいです。
しかし、断熱材をしっかりと選び、窓にも工夫を凝らすことで、暖かな室内環境をつくれます。
3.湿気が逃げない
日当たりが悪いと湿気も溜まりやすく、それがカビやダニの発生を促す可能性があります。
このような際は通気性を確保することで、この問題を解消できます。
4.防犯性
北向きリビングは、日当たりが悪いと暗くなり、防犯上のリスクが高まる可能性があります。
そのため、明るくする工夫と、防犯対策を同時に行う必要があります。
□北向きリビングの採光を最大限に活かす方法
*吹抜けを活用する
吹抜けは、空間に広がりを与えるだけでなく、光や風、音の通り道でもあります。
特に北向きのリビングでは、吹抜けを通して、住まいの奥まで光を届けられます。
*漆喰壁を採用する
漆喰壁は、光の反射率が高く、強くない光でも反射を繰り返して、住まいの隅々まで届けられます。
また、その表面は非常にきめ細かく、わずかな光の変化も映し出せます。
*天窓や高窓を設置する
天窓や高窓は、一般的な窓よりも多くの光を取り入れられます。
特に北向きのリビングでは、これらの窓を設置することで、明るい室内環境をつくれます。
□まとめ
北向きリビングは、日当たりが悪いと一般に考えられがちですが、その特性を理解し、適切な工夫を施すことで、明るく快適な空間を創出できます。
吹抜けや漆喰壁、天窓、光庭など、多くの方法がありますので、自分のライフスタイルに合った採光策を見つけ、理想のリビングを手に入れましょう。
高松市周辺で長く暮らせるお住まいをつくりたいと考えている方は、お気軽に当社までお問い合わせください。