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ローンを組んで注文住宅を建てるには?並行して進める流れを解説

ローンを組んで注文住宅を建てるには?並行して進める流れを解説

住宅を購入する際に多くの方がローンを組みます。

しかし、注文住宅は、建売住宅や分譲マンションとは異なり、住宅ローンの利用が特殊です。
そのため、流れや全体像がわからずお困りの方も多いと思います。

そこで今回は、注文住宅でローンを組む際の流れと、注意点についてご紹介します。

 

注文住宅でローンを組む際の流れとは

注文住宅でローンを組む際の流れとは

まず、ローンを組むためには、2つの審査を通過しなくてはいけません
いつでも可能な「事前審査」と、土地あるいは建物を契約した時点で行う「正式審査」の2つです。
それらを通過した後、ローンの契約手続きを行い、注文住宅引き渡しのタイミングで融資開始、といった流れになります。

しかし、ここで注意しなければいけない点があります。
それは住宅ローンの融資が始まる前に、工事費の7割を先に支払わなくてはいけないということ。

住宅ローンは原則として、完成した建物の引き渡し時に融資が開始されるというルールがあります。
そのため、土地を購入した時点では建物が完成していない注文住宅は、通常のローンの仕組みで回すのが難しいのです。

 

注文住宅でローンを組む際の注意点

注文住宅でローンを組む際の注意点

ここでは、注文住宅の購入にあたって、ローンを組む際の注意点を3つご紹介します。

*つなぎ融資についての知識をつける

上記の通り、注文住宅は、建物の完成前から複数回の支払いが発生します。
そのため、自己資金の用意が難しい場合はつなぎ融資を利用する必要があります。

基本的に、住宅ローンと同じ金融機関で借りることになりますが、通常のローンより金利が高く、事務手数料が10万単位でかかるので、利用には注意が必要です。
事前にしっかり確認しておきましょう。

*融資されるタイミングの確認

注文住宅の住宅ローンは、土地と建物をセットで申し込むのが原則です。
しかし、融資が実行されるタイミングは土地と建物で異なります。

土地は決済時に融資が始まりますが、建物は引き渡しのタイミングです。
このタイミングによって、資金計画は大きく変化します。

利用する住宅ローンの融資開始のタイミングや、施工会社の請求のタイミングをしっかり把握するようにしましょう。

*建築確認申請の確認

注文住宅で住宅ローンを利用する際には、役所による「建築確認申請の承認」が必要です。
この承認を得ないと、金融機関は融資の査定を行えません。
建築プランが完成した時点ですぐに申請することをおすすめします。

 

まとめ

今回は、注文住宅で住宅ローンを組む際の流れと注意点をご紹介しました。
ポイントとなるのは、建物完成前に必要となる工事費や、土地代の資金をどう準備するかです。

高松市周辺で注文住宅の資金プランにお困りの方は、ぜひ当社までご相談ください。