バリアフリーなデザインや広々とした開放感のあるつくりを実現できる平屋。
しかし、昔ながらの平屋のイメージから、夏は暑いと考える方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、平屋が暑いと感じるのはなぜか、どう対策すればいいのかについてご紹介します。

平屋が暑いと感じるのはなぜ？

平屋が暑いと感じるその原因は、熱を遮る緩衝空間がないからです。
2階建ての場合、2階部分に直接の太陽光の熱がたまり、1階部分はたまった熱の間接的な影響を受けるだけです。
それに対し平屋は、直接的に熱を受けてしまいます。

また、同じ平屋でも屋根裏空間の広さで直接的に受ける熱の影響は変わります。

平屋の暑さの対策法は？

では、どうすれば平屋の暑さを対策できるのでしょうか。

平屋の暑さ対策として最も有効なのが、断熱性能を高めること。
断熱性能を高めることは冬の寒さ対策にもなるため、冷房効率と暖房効率を上げることが可能です。

そして、断熱性能を高めるには、家を建てる際に無垢材を使うのがおすすめです。
無垢材には調湿効果もあるため、除湿器、加湿器の電気代節約にもなります。

2つ目の対策法は、軒や庇を取り入れることです。
日本の家づくりに古くから取り入れられてきた軒や庇ですが、最近はデザインの観点からあえて作らない方も増えています。

しかし軒や庇には、夏の太陽光を遮るという重要な役割があります。
そのため、暑さ対策には非常に有効です。

また、軒の高さ、庇の深さを工夫することで、冬の日差しは確保できるつくりになります。

3つ目の対策法は、窓の断熱性能を高めることです。
平屋だと、室内に取り入れる光を多くするために窓を大きくすることが多いです。
しかし窓が大きい分、光とともに熱も取り込んでしまいます。

一般的な窓ガラスは、太陽光の熱を90%近く室内に伝えてしまいます。
太陽光の熱による室内の気温上昇を防ぐため、遮熱性の高い窓を選びましょう。
窓に加え、カーテンやブラインドで遮熱性を高めるとより効果的です。

4つ目の対策法は、換気システムを取り入れることです。
壁や窓の配置を工夫したり、天井に換気扇を設置したりすることで、部屋に熱気がこもるのを防ぎましょう。

まとめ

今回は、平屋が暑いと感じる理由とその対策法について紹介しました。

当社は、高松市周辺で無垢材を使用した家づくりを行っております。
高松市周辺で家づくりをお考えの皆さん、私たちと一緒に、快適に過ごせる平屋づくりをしませんか。