「平屋は地震に強いって本当かな」
日本は地震大国と言われるほど地震の多い国です。
だからこそ、家づくりにおいて耐震性を重視される方は多いと思います。

そこで今回は平屋は地震に強いのか、耐震性について構造別に紹介します。

平屋は地震に強い！

平屋は地震による揺れが少なく、建物の負担が少ないことから、地震に強い家といわれています。
これを実現させているのが、平屋の特徴である建物の低さとシンプルな間取りです。

平屋は分複層階住宅と比べて揺れにくく、直方形や正方形といったシンプルな間取りが多いです。
そのため、耐震構造を作りやすいといわれています。

また、地震だけでなく台風にも強いという特徴があります。
台風による建物の負担を軽減するためには、雨や風圧に対する対策も必要です。
平屋は建物の高さが低く、重みが屋根のみで軽量であるため、下から吹き上げる風力への抵抗が少なくなります。

このような特徴から地震や台風といった危険に備えるため、平屋を選ぶ人が増えてきています。

構造別の耐震性とは

先程も少し触れましたが、耐震性を考える上で建物の構造は大切な要素です。
以下では耐震性について建物の構造別に紹介します。

1つ目は、鉄骨構造です。
この構造は何と言っても耐震性の高さが魅力です。
他にも工期が短くて済むというメリットがありますが、一方で熱に弱く火災には弱いというデメリットもあります。
ただし、実際には鉄骨といってもいくつか種類があり、建物により使い分けがされています。

2つ目は、鉄筋コンクリート構造です。
この構造は地震の揺れを感じやすいものの、耐震性に優れており倒壊のリスクは低いです。
他にも耐用年数が高く、メンテナンス回数が少なくて済むという特徴があります。

3つ目は、木造構造です。
この構造は工法により、さらに分けられます。
「木造軸組工法」は古くから日本に伝わる工法で、耐震性や防火性に優れています。
「ツーバイフォー工法」は比較的工期が短くて済みますが、リノベーションする際に制限があるところが難点です。

4つ目は、木造ラーメン工法（SE工法）です。
通常、鉄骨構造や鉄筋構造で使用されるラーメン工法を使用しているため木造ラーメン工法と言われています。
木造工法に比べて耐震性が高く、リノベーションが自由にできるところは嬉しいポイントでしょう。

まとめ

家の耐震性はしっかり考えておかないと、予測できない自然災害には対応できません。

今回の記事を参考に耐震性という面から平屋を検討してみてくださいね。
あわせて高松市周辺で家づくりをお考えの方はぜひ当社にご相談ください。