注文住宅を購入する際に必要な建築工事請負契約をご存じでしょうか。
この契約は注文住宅において重要な契約の一つで、注文住宅のプランが決まり、工事を始める前に結びます。

また、契約時には確認すべき注意点もあります。

今回は、建築工事請負契約について事前に理解しておきたい契約時の注意点を紹介します。

建築工事請負契約とは？

そもそも建築工事請負契約とはどのような契約なのでしょうか。

建築工事請負契約は、建築工事を始める際にハウスメーカーとの間で結ぶ契約のことで、本契約とも呼ばれます。

この契約は、間取りが決まり本見積もりも完了したタイミングで行います。
建築工事請負契約の契約書は「建築工事請負契約約款」「設計図書」「建築工事請負契約書」「工事費見積書」の4つから構成されています。
本契約を締結した後の内容の追加や変更は、追加費用が発生することもあるため注意しましょう。

契約を結ぶ前に理解すべき契約時の注意点

注文住宅の設計は長きにわたって行っていくものなので、トラブルはできるだけ避けたいですよね。
ここでは、注文住宅の契約を結ぶ前に理解しておきたい契約時の注意点についてご紹介します。

＊工事の追加や変更について

工事を進めながら、工事の追加や内容の変更を行うと、最終的な費用が高額になる可能性があるので注意が必要です。
工事が始まってから内容の変更をすることは可能ですが、選択肢は狭まります。
そのため契約時に工事の細かい部分までしっかりと決めておくことが重要です。
万が一、契約後に追加や変更が発生した場合は、変更後のスケジュールや見積もりを確認してから行いましょう。

＊工事の遅延について

工事の予定が遅れたことが原因で引っ越しのタイミングが合わなかったケースや、それが原因で支払われた遅延損害金の費用が足りなかったケースなど予想外のトラブルが起こるかもしれません。
トラブルを防ぐためにも、工事の遅延により支払われる遅延損害金の条件や金額は事前に確認しましょう。
また状況により、工事のスケジュールが予定より長引くこともあります。
そのため、余裕のあるスケジュールを組むことを心掛けることが大切です。

まとめ

今回は、建築工事請負契約について事前に理解しておきたい注意点を紹介しました。

契約をする際の注意点には工事の変更や追加、遅延が挙げられます。
事前に理解しておくことでトラブルを防げます。

高松市周辺で建築工事請負契約についてより詳しく知りたい方は、当社までご連絡ください。