屋根の形は家の印象を左右するため、慎重に選ぶことが大切です。

しかし、種類がたくさんあり、どの屋根の形にすれば良いかわからないとお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
今回は、屋根の形の種類とおすすめの屋根を紹介します。
ぜひ参考にしてください。

□屋根の形にはどのようなものがある？

1つ目は切妻屋根です。
これは昔から親しまれているシンプルな三角形の屋根です。
三角屋根が外壁から飛び出ていない軒の出がないデザイン、少しだけ飛び出ている軒の出が浅いデザイン、三角屋根が外壁にかぶさっている軒の出が深いデザインなどがあります。

2つ目は寄棟屋根です。
これは４つの面が組み合わさった屋根で、洋風な家にも和風な家にも合う形です。
落ち着いた雰囲気を出したい、周辺の景観に溶け込む外観にしたい方におすすめの屋根です。

3つ目は片流れ屋根です。
これは、片側のみが傾斜している屋根で、おしゃれな家を建てたい人に人気のデザインです。
屋根の傾斜角度によって印象を変えられるため、個性的な印象を演出できます。

4つ目は陸屋根です。
これは、片流れ屋根と同様、一つの面の屋根ですが、傾斜がなく、箱のような外観デザインで、モダンな雰囲気に仕上がります。

□新築におすすめの屋根の形をご紹介！

新築におすすめの屋根を目的別にご紹介します。

初期費用を抑えたい方におすすめの屋根の形は、切妻屋根です。
切妻屋根は維持費が比較的かからないので、コストパフォーマンスがよい屋根の形です。
また、雨漏りが心配な方にもおすすめです。

外壁を風雨や紫外線から守りたい方には寄棟屋根がおすすめです。
軒の大きさによって多少異なりますが、四方に屋根面があるため、外壁を隅々まで守ってくれます。

太陽光パネルの設置をお考えの方は、片流れ屋根がおすすめです。
屋根面が大きいため、太陽光パネルの設置に向いています。
ただし片流れ屋根が北向きの場合は設置が難しいので、注意しましょう。

住宅をスタイリッシュな印象に仕上げたい方は片流れ屋根や陸屋根がおすすめです。
シンプルモダンや和モダンの住宅にもとても合う屋根の形です。

□まとめ

今回は、屋根の形の種類とおすすめの屋根を紹介しました。
屋根は家に欠かせないものなので、慎重に選ぶことが大切です。
屋根の種類によって機能やデザインは異なり、家の印象にも大きく影響します。
後悔しない家にするために、屋根の特徴をしっかりと踏まえた上で選ぶようにしましょう。