注文住宅を初めて建てるなら、まず迷うのがマイホームにかける予算ではないでしょうか。
費用の内訳を把握しておくことで、予算を組みやすくなりますし、どの出費を抑えればよいのかも把握できます。
今回の記事では、注文住宅を建てる際にかかる費用の内訳と費用を抑えるためのポイントについてご紹介します。
□注文住宅の費用の内訳
注文住宅にかかる費用の内訳は以下の4つです。
1.土地の購入費用
土地をすでに所有されている方にはかからない費用ですが、今から土地を買う方には土地の購入費用がかかります。
土地を購入する際には、土地そのものの費用だけでなく、仲介手数料や登記費用もかかることに注意しましょう。
2.建物自体の工事費用
建物本体の建築費用は土地代を除く費用全体の約7割を占めます。
マイホームにこだわりがあり設備を充実させたいなら、その分費用がかかります。
3.付帯工事費用
付帯工事費用は外構やガスの工事など建物本体以外の住宅設備にかかる費用のことで、土地代を除いた費用全体の約15パーセント程度を占めます。
4.諸費用
諸費用には、契約費や税金、手数料、保険料が含まれます。
これらの費用はそれぞれ支払う先が違うので、どの支払先にどのタイミングで払うのかを理解しておくと予想外の予算オーバーを防げます。
□注文住宅の費用を抑えるためのポイントとは?
注文住宅の費用の内訳を知ったうえで、費用を抑えるためのポイントを把握していきましょう。
費用を抑えるために以下の2つに注意してください。
*あらかじめ予算の内訳を知る
前章でご紹介したようにあらかじめ予算の内訳を知っておくことが大切です。
理想の住宅を目指すために希望の項目を盛り込むだけではなく、こだわりたい部分に費用をかけて、そうでない部分の費用を抑えましょう。
*税金控除や補助金について知る
注文住宅を建てる際には住宅や土地の条件によって、自治体で補助金が設けられていたり、税金控除が適用されたりする場合があります。
ご自身が対象になるのかを事前に調べておくことで、補助や控除を利用して出費を最小限に押さえられるのです。
□まとめ
今回は注文住宅における費用の内訳と費用を抑えるためのポイントについてご紹介しました。
注文住宅では、よく費用がかさんでしまったり予算がうまく組めなかったりしてトラブルになってしまいがちです。
予算オーバーを防ぐためにも、ぜひ今回の記事を参考にして、費用の内訳を知っておいてくださいね。