家を建てたいけどお金がない。
このようなお悩みをお抱えの方は多くいらっしゃるでしょう。
しかし、ご安心ください。
住宅を建てるほどの多額のお金が今なかったとしても、ローンを組むことによって住宅を購入できます。
□お金がなくても家を建てたい!必要な条件とは?
お金がない状態で住宅を購入できたとしても、その後が心配になってしまいますよね。
そのため、住宅を建てるか否かは以下の2つの条件を目安として考えるようにしてみてください。
*手付金を現金で用意する
住宅を建てる際には、まず、手付金と呼ばれる現金を用意します。
これは、売買契約を交わすときに売り主に取引金額の一部を現金で支払う費用のことで、これがあることによって不動産の売買契約が成立したという証明にもなり、法的な効力も持ちます。
手付金は一般的には、物件の価格の約10パーセント程度を用意するのが一般的で、住宅ローンで借りることが不可能なお金です。
そのため、ご自身で貯めたお金を支払うということを認識しておいてくださいね。
*半年分の生活費とローン返済費に組み込めない費用分の貯蓄を作る
手付金を支払った後も、生活費半年分とローンに組み込めない費用を支払うだけの貯蓄を持っておくことが大切です。
これらの貯蓄がないと、万が一病気やけがによって働けなくなった場合に、生活が破綻してしまうリスクがありますし、家を建てた後も税金の支払いが必要になるからです。
これらに余裕を持たせるためにも、上で示したような貯蓄を確保しておく必要があります。
□住宅ローンが借りられるかが大切!
前章でご紹介していた条件は住宅ローンが借りられるということが分かって初めて成り立つ条件です。
そのため、住宅ローンが借り入れできるのかという点がとても大切になります。
住宅ローンが通る可能性を挙げるために、ローンの審査の基準を把握しておきましょう。
まず、現在の借り入れ状況です。
現時点で他に借り入れ、特に用途不明のキャッシングや消費者金融からの借入が多い場合には印象がよくありません。
返済の滞りの経験があると、審査が厳しくなる可能性もあります。
次に収入と安定性です。
年収はどれくらいか、勤続年数はどれくらいか、企業は安定しているかなど、さまざまなことを確認されます。
これらを踏まえたうえで、申告年齢と完済年齢が加味され、ローンの審査が通るというわけです。
□まとめ
今回は住宅ローンが借りられるかどうかが判断基準であるということ、そして、借りる上での条件についてご紹介しました。
多額の資金がなかったとしても住宅を建てることは可能です。
しかし、それを実現するためには、条件を満たすこと、ローンを借りられること、それを実現するための計画性が大切なのです。