結婚や出産をきっかけに、新しいお家を建てようとお考えの方も多くいらっしゃるかと思います。
その際、せっかくならば子育てしやすい間取りにしたいですよね。
今回は、子育てしやすい間取りに関して、リビングを例に間取りづくりのポイントをご紹介します。
また、子育て世代が利用できる補助金についても解説するので、ぜひチェックしてみてください。
□子育てしやすいリビングの間取りのポイントとは?
子育てのしやすい間取りはお部屋ごとにポイントがありますが、今回はその中でも利用頻度の高いリビングに関してポイントを4点ご紹介します。
1.収納スペースを多めに取る
子育ては何かと物が溢れがち、散らかりがちになるものです。
子供がおもちゃで遊んだり、本を読んだりした後に散らかった部屋を片付けるのは一苦労です。
収納スペースが多いことで片付けの手間を省けます。
2.家事動線を取り入れる
家事動線とは、家事をする上での人の動きを線で表したものです。
家事動線を短くすることで、家事の効率が上がり、子育てに時間を回せます。
3.キッチンをオープンキッチンにする
オープンキッチンにすることで、調理中でもリビングにいる子供から目を離さずにいられます。
特に子供が幼い場合は嬉しい設計であると言えるでしょう。
4.畳のエリアを設置する
子育てと畳のスペースは相性が良いです。
子供が遊んだり、昼寝をしたりするのに向いていて、また間取りに区切りをつけられるため、リビングが散らかりすぎるのも防げます。
もちろん、子育て以外にも、家事スペースなどとしての利用も可能です。
□子育て世代が利用できる補助金・助成金にはなにがある?
子育て世代が利用できる補助金の代表例として、こどもエコすまい支援事業が挙げられます。
こちらは、条件を満たした住宅をつくる場合に、国から補助金をもらえる制度です。
新築における具体的な条件は以下のようになっています。
・着工日が2022年11月8日以降である
・子育て世帯、または若者夫婦世帯による住宅である
・自分で住む住宅である
・ZEH住宅である
・施工会社が登録事業者である
・工事費が補助金の支給額を上回る
・2024年7月末までに完了報告をする
2つ目の条件の子育て世帯とは、18歳未満の子供がいる世帯を指し、若者夫婦世帯は夫婦のどちらかが39歳以下である世帯を指します。
□まとめ
子育てがしやすいリビングのポイントや、子育て世帯が使える補助金について解説しました。
ポイントに関しては、複数のポイントを掛け合わせることでより子育てのしやすい住宅を目指せます。
ぜひ本記事を参考に、子育てのしやすい家づくりを実現させてくださいね。