家づくりにおいては、様々な費用がかかります。
土地を買う費用、家を建てる費用、税金などの諸費用と、様々な費用がまとまって必要となります。
この際、資金計画で気をつけるべきポイントが、住み始めてからもコストはかかり続けることです。
今回は、完成した家に住み始めてからかかる費用、ランニングコストがかからない家について、その概要と抑える方法を解説します。
□ランニングコストとは?
ランニングコストとは、冒頭でもお伝えした通り、家を建てた後に、実際に暮らし始めてからかかる家に関する費用のことを指します。
具体的には、電気代やガス代、水道代、家のメンテナンス費用、修繕費用などが挙げられます。
電気代やガス代などは、毎月支払うランニングコストになります。
対して、メンテナンス費用や修繕費などは、数年、数十年単位で発生する大きな費用がかかるランニングコストとなります。
ランニングコストは生活する上で、継続的に発生します。
そのため、ポイントを押さえておくことで長期的に支払い総額にとても大きな金額の差が生じます。
次章でランニングコストを抑えるポイントについて解説します。
□ランニングコストがかからない家は光熱費を抑えている!
ランニングコストには様々な種類のものがありますが、その中でも光熱費を抑えることが長期的にみて重要なポイントです。
具体的に、光熱費を抑えるためのポイントを3点ご紹介します。
*気密性と断熱性を上げる
気密性と断熱性を上げることによって、一年を通して快適に暮らせる家づくりを実現できます。
気密性が高まることにより、家の中の空気が外に出ていきにくくなり、冷暖房の効率が高まります。
断熱性が高まることにより、外の気温を家の中に伝わりにくくします。
その結果、一年を通した光熱費の削減につなげられます。
具体的には、気密性の高い窓を設置したり、外壁材を断熱性の高いものにしたりすることが挙げられます。
*太陽光発電を取り入れる
太陽光発電を取り入れることで、電気代の節約ができ、また余った電気を売ることも可能です。
*間取りを工夫する
間取りをシンプルにすることで、冷暖房の効率が良くなり光熱費の節約につなげられます。
□まとめ
今回は、ランニングコストの意味やランニングコストがかからない家づくりのアイデアをご紹介しました。
今回ご紹介した以外にもコストを抑える方法は様々ありますが、少しずつ知識をつけて行って、それらを掛け合わせることでコスト削減を目指しましょう。
ぜひ本記事を参考に、かしこく資金計画を立て、家を建てた後もお金で悩まないで済むようにしましょう。