平屋だと、縦の空間にゆとりがありますよね。
縦の空間を有効活用する方法の1つとして、スキップフロアを取り入れるのはいかがでしょうか。
また、スキップフロアを設ける際にはどこにするか迷う方も多いと思います。
寝室の中にスキップフロアを作ると、寝る以外でも機能性がある寝室に仕上がり、おすすめです。
今回は、平屋にスキップフロアを作るメリットと、寝室の中にスキップフロアを作った実例を紹介します。
□平屋にスキップフロアを設けるのは良い?
スキップフロアとは、階段の途中に設けるちょっとした空間のことです。
平屋は階段が無いのが一般的ですが、2階に行くよりも段数の少ないスキップフロアを設けることで、単調になりやすい平家の良いアクセントになります。
また、空間を広く取りやすい平家の魅力を活かして、リビングやダイニングとスキップフロアを併設させて縦の空間の広がりを実現できます。
スキップフロアを設けて、書斎や趣味部屋など作業を行う場所にすると、平屋の機能性が高くなるのもメリットの一つです。
しかし、平家にスキップフロアを作ると、バリアフリー性が低くなる点には注意しておきましょう。
スキップフロアを取り入れることにより、階段が無いのが魅力である平屋に階段・段差が生じます。
空間の広がりが欲しいのであれば、吹き抜けを作る方法もあります。
スキップフロアの設置を迷う際には、ほしいのは広さなのかスペースなのかなど、スキップフロアを設ける目的を一度家族で考えてみましょう。
□寝室にスキップフロアを作った実例をご紹介!
スキップフロアの用途はさまざまありますが、今回は寝室の中に設ける場合に焦点を当ててご紹介します。
*スキップフロアの下を収納に活用した間取り
壁で完全に仕切って私的な空間にした寝室の中にスキップフロアを設ける間取りです。
スキップフロアの下は、子供が遊べるほど大きな収納スペースになっています。
スキップフロアを寝室にして、階下をセカンドリビングとしているため、機能性にも優れています。
*スキップフロアの下を作業空間にした間取り
この間取りでは、寝室の中にスキップフロアのウォークインクローゼットがあります。
このスキップフロアの下は作業空間になっており、子供たちが遊ぶ場所や、親がテレワークの際に使う場所などさまざまな用途に活用できます。
*スキップフロアが秘密基地のようになっている間取り
寝室の中の階段を上ると、スキップフロアがあり、秘密基地を連想させるロフトになっています。
秘密基地のようなスキップフロアでは、寝る前にお酒を楽しむ空間にするのも良いですね。
□まとめ
今回は、スキップフロアのある平屋のメリットとデメリットに加えて、寝室の中にスキップフロアを取り入れた実例を紹介しました。
平屋の特有の空間を活用したスキップフロアは、うまく工夫すれば暮らしやすさを向上させるでしょう。
当社では、デザインや機能性だけでなく、素材にもこだわった家づくりをしております。
心地の良い空間を実現したい方はぜひ当社にご相談ください。