家庭内の事故で起こる可能性が高いのが階段での事故です。
階段で事故が起きると軽症では済まない可能性も高くなります。
お子さまやご高齢の方がいるご家庭では特に、階段での事故が心配な方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は階段の安全対策についてご紹介します。
□お子さまのいる家庭での階段の安全対策とは?
小さなお子さまの家庭内事故で多い階段からの転落事故。
お子さまが一人で階段を使うのは事故が起きる可能性もあるため、避けたいですよね。
四つん這いができるようになるとお子さまはたくさん動き回るようになるため、階段を使わせないように四六時中お子さまの動向を見張るのは大変です。
お子さまが階段で転倒事故を起こさないように、ベビーゲートを設けるのはいかがでしょうか。
ベビーゲートを設置する可能性がある場合は、設計の際に以下の点に気を付けておきましょう。
階段上下(ベビーゲートの設置場所)の幅:70〜90センチメートル
ベビーゲートの高さ:60センチメートル以上(できれば70センチメートル)以上
ベビーゲートの選び方:お子さまが簡単に開けられない扉のロックがついた物を選ぶ
ただ、お子さまが2人いて、一人が5歳以上のお子さまであればベビーゲートの高さには注意が必要です。
小さなお子さまに合わせた高さのベビーゲートだと5歳以上のお子さまはベビーゲートを乗り越えてしまうかもしれません。
□階段の手すりを設ける際に気を付けるポイントとは?
階段の転落事故はお子さまだけでなく大人でも起こり得る事故です。
階段の安全対策として手すりを設けるのもおすすめです。
安全対策としてより使いやすくするために、手すりを設ける際のポイントを知っておきましょう。
*使う人に合った高さにする
ご利用する方の安心安全を考えて設置するのがおすすめです。
手すりが高すぎると、足腰の悪い人は体重をかけて歩きにくいでしょう。
さらには重心が後ろになって安定しなくなります。
また、手すりが低すぎる場合は掴み損ねる危険性があります。
*目的に応じた形の手すりを選ぶ
掴みやすいのが魅力の丸型の手すりや、握ることももたれかかることも可能な平らな手すりなど、手すりの種類はさまざまあります。
誰がどのように使うかを考えて最適のものを選ぶようにしましょう。
□まとめ
今回は階段の安全対策についてご紹介しました。
家づくりの際に対策できることもさまざまあります。
ベビーゲートを設けるのであればベビーゲートのためのスペースを確保し、手すりを設置する際には高さや種類を主に使う人に合わせて選ぶことを気を付けましょう。
ぜひこの記事を参考に階段の安全対策をして、安心して暮らせる家にしましょう。
高松市にお住まいの方はぜひ当社にご相談ください。