注文住宅を検討する際、ただ単に住む場所を確保するだけでなく、住まいの質を向上させるための創造的なアイデアが必要です。
昔ながらの住宅にはよくある土間ですが、最近では新築住宅に取り入れる人も多く、人気の間取りです。
土間はマイホームをよりおしゃれに、そして便利にしてくれます。
今回は、土間玄関の概念とそのメリットを紹介し、注文住宅における土間玄関の活用方法を紹介します。
□土間玄関の魅力とは?注文住宅での新たな可能性を見つけよう!
土間玄関は、その名の通り土足で歩ける土間と玄関を組み合わせた空間です。
一般の玄関と比較して数倍の広さを有し、実用的な収納スペースとしての機能を兼ね備えています。
では、土間玄関の魅力について紹介します。
1:収納能力の高さ
土間玄関はアウトドア用品やベビーカー、子どもの遊び道具などを収納するのに適しています。
特に、通常の下駄箱では収めにくいブーツや長靴も、自由に取り付けられる収納ラックを利用して簡単に片付けることが可能です。
2:多機能な空間
土間玄関は、居住空間とは分かれた作業場としても活用できます。
例えば、園芸用品の掃除や観葉植物の育成スペースとしても利用できます。
非日常感を味わえる空間として、来客とのコミュニケーションの場としても機能します。
3:ゴミ置き場としての利用
土間玄関は、家の美観を損ねることなく、猫やカラスのイタズラからゴミを守るスペースとしても利用できます。
ゴミで汚れた場合も、水を使って簡単に掃除が可能です。
□注文住宅の玄関土間を活用するアイデアとは?
注文住宅では、玄関土間を自分たちのライフスタイルに合わせ、さまざまな形で活用できます。
実例を交えて、いくつかのアイデアをご紹介します。
1:趣味の収納・作業場として
アウトドア用品や園芸グッズなど、趣味のアイテムを整理するために棚やフックを設置します。
作業がしやすいようにテーブルセットを配置するのも一つの方法です。
2:居室と連携した通路機能
玄関土間をウォークスルーにし、キッチンへの通路として機能させることで、買い物した荷物を靴を履いたまま運べます。
3:ペットの足洗い場
玄関土間に水栓を設置することで、散歩帰りのペットの足を洗う、外遊びの道具を洗うのに便利です。
4:坪庭風のデザイン
飛び石を設けて坪庭風の趣がある玄関土間を作ることで、訪問者に印象的な空間を提供できます。
□まとめ
土間玄関は、単なる玄関の概念を超えて、多機能で実用的な空間を提供します。
絶対に必要なスペースではなく、家の中では「余白」のようなスペースですが、その余白スペースがあることで、暮らしの質がぐっと上がります。
注文住宅において、土間玄関を取り入れることは、住まいの質を格段に向上させる手段の一つです。
高松市周辺で土間玄関の設計を検討されている方はぜひ当社までお問い合わせください。