注文住宅を検討しておられる方の中には、木造にするかどうか考えておられる方もいるでしょう。
木造は、鉄やコンクリートとは異なる良さがたくさんあります。
しかし、普段生活している中で木造住宅について調べることは少ないでしょう。
そこで今回は、香川の建築会社が木造住宅のメリットとデメリットの双方をご紹介します。
そもそも木造住宅とはどのようなものなのか
日本では、約8割の建物が木造建築で建てられています。
木造住宅とは、柱や壁、土台といった建物の強度を支える構造体に木が用いられている住宅です。
木造住宅の法廷耐用年数は22年程度なので、他3つの住宅基礎と比べると、短い年数と言えます。
木造は、衝撃や水分による影響を受けやすいので、こまめなメンテナンスも必要です。
そのため、メンテナンスの状況に応じて耐用年数も変化します。
注文住宅のメリットとデメリットをご紹介
まずは、メリットを紹介します。
1つ目は、1年中快適に過ごせる点です。
木は、調湿性と断熱性に優れています。
そのため、夏は暑く冬は寒い、また、湿気が高い日本の気候に適しています。
2つ目は、気密性が高いことです。
木造住宅は、鉄骨と比較して耐震性を確保するために、柱や壁を増やす必要があります。
それほど、壁が多く窓が小さい間取りになりやすいため、気密性が高まります。
3つ目は、鉄骨造と比較してコストが低くなる点です。
材料費の観点から、鉄骨よりも安いです。
工期も短いため、建築にかかるコストも抑えられます。
しかし、木材の種類によっては高額になる可能性があります。
デメリットをご紹介します。
1つ目は、鉄骨と比較して、壁や柱が多く必要になる点です。
木材は、耐震性を担保する法律で定められており、鉄骨造と比べて壁や柱を多く設置する必要があります。
このため、ワンフロアの広めのリビングや吹き抜けなどの間取りは難しいです。
2つ目は、耐用年数が他の構造よりも短い点です。
実際の耐用年数や頑丈さが法律の年数通りというわけではありません。
しかし、基本的には自然素材を中心に建築される木造住宅の方が品質を確保できる期間が短いでしょう。
まとめ
今回は、木造住宅の基礎知識やメリットとデメリットをご紹介しました。
木造住宅のメリットは、1年中快適に過ごせることや気密性が高いこと、鉄骨造と比較してコストが低いことが挙げられます。
デメリットは、柱が多く必要になることや耐用年数が短いことがあります。
注文住宅をご検討中の方は、ぜひご相談ください。