家づくりにおいて頭金はどのくらい準備しておくべきかご存じですか。
そもそも準備しなければいけないものなのでしょうか。
今回は、家づくりに必要な頭金の目安についてご紹介します。
家づくりに関する頭金について
頭金とは、住宅購入金額から住宅ローンで借りた金額を差し引いたものです。
頭金が多いほど住宅ローンの借入金額が少なく済むので、後の返済が楽になります。
ただし、頭金がないと住宅を購入できないわけではありません。
また、頭金と似た言葉に手付金があります。
手付金とは、売買契約を結んだ際に支払う金額のことです。
これは、契約を結んだという証明として支払う必要があります。
払った金額は、決済の際に住宅購入費の一部に充てられます。
その後、購入者が住宅の購入をキャンセルした場合、手付金は返金されないため注意が必要です。
家づくりに頭金はどのくらい必要?
頭金はどのくらい必要なのかについてご紹介します。
2018年度の「フラット35利用者調査」によると、家づくりの頭金の平均額は636万円、住宅購入金額に対する頭金の割合はおよそ19%です。
あくまで目安ですが、頭金の金額に悩まれている方は参考にしてください。
前章で述べたように頭金を準備していない場合でも住宅の購入は可能です。
ただし、利息負担が増える可能性があることを覚えておきましょう。
住宅を購入するための借入金額が多いほど、利息の負担は大きくなります。
そのため、結果的に支払う金額が多くなります。
例えば、2000万円の住宅を購入したとします。
頭金なしの場合、全額を借り入れる必要があります。
しかし、自己資金で10パーセントを頭金として入れる場合、借入金額は1800万円になり、200万円分の利息を支払う必要があります。
つまり、頭金を準備せずに住宅を購入することも可能ですが、その分、利息の負担が大きくなることがある点は注意しましょう。
従って、なるべくトータルの支出を抑えたいという方は頭金を入れておくことをおすすめします。
また、頭金を増やして借入金額を抑えると、金融機関の審査にも通りやすい傾向にあります。
ただし、将来や万が一の支出に備えることも大切ですので、無理な額は設定しないようにしましょう。
まとめ
今回は、家づくりに必要な頭金の目安についてご紹介しました。
頭金を準備していない場合でも住宅の購入は可能ですが、利息負担は大きくなる可能性があるため注意してください。
高松市周辺で家づくりをお考えの方は、お気軽に当社までご連絡ください。