木造の注文住宅をお考えの方にぜひ知っていただきたいのが、木の種類です。
木の種類によって住宅の印象はかなり変わってきます。
そこで今回は香川県の方に向けて、木造住宅に使用される木の種類について詳しく解説します。
主な住宅用木材とは
住宅用木材は、構造材・造作材・床材と大きく3つに分けられます。
それぞれの使われる場所が異なるので確認していきましょう。
まず構造材は、柱や梁(はり)、桁(けた)、土台といった、家づくりの基礎になる部分に使用されます。
次に造作材は、ドアやクローゼットの扉、巾木、窓枠などの建物内部の構造に使用されます。
そして床材は、その名の通りフローリングなどの床に使用されます。
木材の種類が多くて悩んでいる方は、まずは上記の3つの種類について理解しましょう。
住宅によく利用される樹種をご紹介!
構造材に使用する木材には、荷重や揺れに強いことが必要です。
また、湿気に強く耐久性のある樹種を選ぶことが長年住むためには重要になります。
そして、土台や柱にはシロアリ対策も考える必要があります。
こうした事情から、ヒノキやスギのような樹種が構造材では多く使われています。
ヒノキは高強度・高耐久で構造材として優秀な樹種です。
耐湿・耐水性がありシロアリに強いことに加え、ヒノキ特有の香りや見た目を楽しめる点でも人気です。
ただし価格が高いので、部分的に使われることも多いです。
スギは強度の面ではヒノキに劣りますが、価格は比較的に安いです。
こちらも耐湿・耐水性がありシロアリに強いことから、構造材に適した樹種です。
一方、床や壁、天井などに使う内装材にはデザイン性がかなり求められます。
肌触りやメンテナンス性を考えると、耐水性や傷の付きづらさも重要です。
ここでは代表的な内装材の樹種であるウォールナットとナラ・オークについて紹介します。
ウォールナットは深みのある濃い色合いが特徴的です。
フローリングやドア、高級家具などに利用されており、その美しい木目から様々な雰囲気に合わせられるため万能な樹種です。
経年とともに黒みが抜けていくと、穏やかな茶色に落ち着いていきます。
ナラ・オークははっきりとした木目と淡い色合いが特徴的な樹種です。
高強度・高耐久のため、フローリングや家具などに利用されています。
まとめ
この記事では、木造住宅に使用される木の種類について詳しく解説しました。
当社はお客様のご要望に合わせた住宅を提供しますので、お気軽にご相談ください。
木造の注文住宅をお考えの方はこの記事を参考にお気に入りの木の種類を選んでみてはいかがでしょうか。