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注文住宅のつなぎ融資とは?デメリットと注意点を解説

注文住宅のつなぎ融資とは?デメリットと注意点を解説

みなさん、つなぎ融資をご存知ですか。
中には初めて聞いた方もいらっしゃるでしょう。

つなぎ融資とは、住宅を建てるときに必要な費用を一時的に肩代わりしてもらえる融資を指します。

そこで今回は、つなぎ融資の基本的な情報と、利用するデメリットについて解説します。
注意点も併せてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

注文住宅のつなぎ融資とは?

注文住宅のつなぎ融資とは?

そもそも、つなぎ融資とは何なのでしょうか。

つなぎ融資とは、住宅ローンを借りる前にかかる費用を、一時的に負担してくれる融資です。
注文住宅を建てる際は、住宅が完成する前に、着工金や中間金などの費用を準備しておく必要があります。
また、土地探しから行う場合、土地の購入費用も必要です。
これらの資金を一時的に資金を立て替えてもらう方法として、つなぎ融資が使われます。

例えば着工金と中間金、土地費用を合わせて3,000万円とします。
この場合まず、つなぎ融資で3,000万円を借ります。
そして家の完成に合わせてつなぎ融資を返済し、住宅ローンを借りることになります。

 

つなぎ融資のデメリットや注意点をご紹介!

つなぎ融資のデメリットや注意点をご紹介!

ここでは、デメリットや注意点を4つご紹介します。

1つ目は、金利が割高なことです。
つなぎ融資で費用を借りるのは住宅の完成前なので、無担保で行われます。
そのため、金利が住宅ローンよりも高く設定されています。
2022年2月時点では、住宅ローンの金利がおよそ年率1パーセントなのに対し、つなぎ融資の金利は、およそ年率2から3パーセントとなっています。
基本的につなぎ融資は住宅ローンよりも金利が高くなるので注意しましょう。

2つ目は、諸費用がかかることです。
つなぎ融資を利用するためには、以下の諸費用が必要になります。

• 印紙代
• 事務手数料
• 登記費用
• 団体信用生命保険料

3つ目は、利用期間が長くなると、利子の負担が増えることです。
利子の負担は、住宅の引渡しが行われるまでの期間分発生します。
そのため、予定より工期が遅れてしまった場合、借入期間も同時に延び、利子の負担が増えます。

4つ目は、つなぎ融資を行っていない金融機関があることです。
つなぎ融資はすべての銀行で行われてるわけではありません。
利用する際は事前に確認しましょう。

 

まとめ

今回はつなぎ融資とは何かについてと、デメリットや注意点について解説しました。
つなぎ融資とは、家が完成する前に必要な費用を一時的に負担してもらう融資です。

ご紹介したデメリットや注意点を踏まえて、つなぎ融資を借りる際の参考にしていただけると幸いです。
高松市周辺で注文住宅についてご不明点がありましたら、当社にご相談ください。