「初めての家づくり、失敗しないためには何を知っておくべきだろう」
初めての家づくりを控え、このようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は初めて家づくりをする方に向け、家づくりの流れと費用の内訳について説明します。
家づくりの大まかな流れとは?
注文住宅を建てる際には、土地の購入と建物の購入が同時並行で進んでいきます。
大まかな全体の流れを把握し、混乱しないようにしましょう。
家づくりの大まかな流れは以下の通りです。
・土地探しと家のプラン決め
・自己資金の確認とローン申請の準備
・土地の決済
・建築プランを確定させて契約・建築
・建物の決済
家づくりにかかる費用とは?
国土交通省の令和元年の調査によると、注文住宅を建てるのにかかった全体の費用(土地代も含む)は全国平均4,615万円でした。
また、土地の代金を差し引いた額の全国平均は、3,235万円でした。
ここからは家づくりのうちの「建物」に焦点を当て、詳細な内訳を見ていきます。
①本体建築費用
1つ目は本体建築費用で、建物全体の費用のうちの7割が本体建築費用です。
平均的な戸建ては2000万円から2500万円が目安になりますが、グレード、構造、家の大きさなどによって変わります。
本体建築費用に含まれる項目としては、次のものが挙げられます。
・仮設工事費用
・基礎工事に関する費用
・木材や大工工賃の費用
・屋根の施工にかかる費用
・内装工事費用
・外装工事費用
・塗装工事費用
・タイル工事費用
・玄関ドアや窓サッシなどの外部建具工事費用
・家内部の建具工事費用
・造作工事や防蟻処理費などの雑工事費用
・キッチンやバスルームなどの住宅設備費用
・電気・ガス・給排水設備の工事費用
②付帯工事費用
2つ目は付帯工事費用で、建物全体の費用のうちの2割が目安になります。
・土地に既存の建物が残っている場合の解体費
・水道・ガス・電気のインフラ配管を敷地内に引き込む工事費
・土地の地盤改良が必要と判断された場合の改良工事費
・家に照明やカーテンを取り付けるための工事費
・冷暖房を取り付けるための工事費
・カーポート、アプローチ、敷地を囲う塀などの外構工事費
・庭の造園に関わる工事費
これらが付帯工事費用に該当します。
③諸費用
3つ目は諸費用です。
・住宅ローンに関する手数料・保証料
・契約に必要な印紙代
・建物確認申請手数料
・完了検査手数料
・登記にかかる費用
・火災保険料
・仮住まいの費用
・引っ越しにかかる費用
・地鎮祭・上棟祭の費用
まとめ
今回は初めて家づくりをする方に向け、家づくりの流れと費用の内訳について説明しました。
家づくりの流れや費用の内訳は複雑なので、整理して把握するようにしましょう。
当社は素材と伝統工法・最新技術にこだわった家づくりが得意な会社です。
高松市周辺で家づくりをご検討中の方は、お気軽にご相談ください。